じつはニックと水野のコンビは、それまでの特撮にない性的な意味合いが強い。 ニックのお家で晩御飯を食べるシーン、水野のお家で晩御飯を食べるシーン、まあかなりそういう意味がございます。 当時離婚したての水野に離婚調停まっしぐらだったニックが、親しく接していたことも関係しますが、本多監督が脚本担当の馬淵の意図を正確に演出したのも事実で、ゴジラが出ない特撮でも海外国内評価、興行成績ともによかったのでございます。